Ｄｏｇ　Ａｒｏｍａ　プチグレインの日記

３月の半ばに、突然原因不明の嘔吐＆下痢を発症したじゅの。
その時は、「知らないうちに、何か変な物食べたのかな？」と、簡単に考えていました。

取りあえず、吐き気止めと抗炎症剤の注射で、嘔吐と下痢は一旦おさまったものの、１週間たっても何かが変。
下痢止めと整腸剤は飲ませていたのに、嘔吐まではいかなくても、気持ち悪そうだし、うん〇も緩くでゼリー状の物が混ざっている状態。
この気持ち悪いのが困ったもので、必ず早朝３時半とか４時ころに起こるのです。
キュンキュン鳴いて、それでも私が起きて来ないと「ギャンギャン」吠えて訴えます。
何日も寝不足状態が続いて、これでは私の身体が持ちません。

病院に行って相談すると、血液検査、糞便検査、エコーでの検査等をしてくれました。
エコーと糞便検査の結果は、問題なし。
特に、胃腸の不調になる原因は見つかりませんでした。

ただ、問題は血液検査。
アルブミンの値が2.0しか無かったのです。

この結果を踏まえて、何らかの原因で蛋白が漏れだしているかも知れないって診断で、ステロイドを処方してもらいました。
そしたら、ステロイドの効果はすごくて、その日のうちに吐き気も下痢もピタッと止まりました。
ビックリ。。。

最初の１週間は、１日１錠飲ませていたのですが、症状が落ち着いたので、その後は１日1/2錠に減らしました。
1/2にしても、嘔吐下痢が無かったので、一旦ステロイドを中止。

そしたら、また早朝の吐き気や、軟便になってしまいました。
胃腸薬のみ処方してもらったのですが、それでは治まらず。。。

この時に、病院で再度血液検査をしてもらうと、アルブミンの値は2.8まで上昇。
良くはなってきているようでした。

でも、毎日気持ち悪そうなのが可哀想なので、1/2錠のステロイドを処方してもらいました。

すると、やっぱり吐き気も軟便もピタッと止まりました。

一般的な下痢止め（抗菌薬）では効果が出なかったこと、糞便に不調の原因がなかったこと、アルブミンの値が低かったことなどから、「蛋白漏出性腸症」でしょうと言うことに、なりました。

この病気、病院で説明してもらっても、ネットであれこれ調べても、なんだか難しくてよく分からない・・・

「蛋白漏出性腸症」と言うのは、症状であって、病名では無いのです。
この症状を引き起こす原因となっている病気があるんだそうです。
その病名を確定するのは、いろんな意味で難しいです。

あまりに分からないので、獣医さん向けの専門誌まで、取り寄せちゃいました。
専門用語が多くて、もちろんこの雑誌も難しいのでしが、なんとなく理解することが出来ました。

じゅのの場合は、比較的軽い症状なのだと思われます。
アルブミンの値が低いままだと、腹水や胸水が溜まったりして、命にもかかわることがあるようです。
怖いですね。

少し前までは、ステロイドの量は、１日1/4錠。
そして、先日からは、調子が落ち着いているので、一日おきに1/4錠にまで減薬しています。
最初に比べたら、かなり減らすことが出来てます。
病院の先生も、副作用を心配するほどの量ではないとのことでした。
嘔吐下痢が続いてしまうより、胃腸へのダメージは少ない気もしますしね。

プラス専用の処方食に、ご飯を変えました。

この２つのおかげで、現在は落ち着いています。

あと、早朝、気持ち悪くなるのは、夕方のご飯を完全に消化してしまって、胃が空っぽになった状態なのに胃酸（犬は胃酸がとても強い）が出てしまうからだそうです。
ってことで、お友達と病院の先生のアドバイスを聞いて、この日から夕食を２回に分けてあげることにしました。

２回目の夜ごはん、最初はじゅのにだけこっそりあげていたのですが、すぐにミルクに気づかれました（苦笑）
って、ことで、意味もなくミルクも夕ご飯を２回に分けてあげてます。
多頭飼いって、その辺、難しいですよね。

症状が出た時に一気に減ってしまった体重が、薬プラス処方食の効果で、一気に増加。
増えすぎちゃいました（涙）
先生に、「処方食、消化吸収が良いのかな？」って聞いたら、『今までが、病気のせいで、ちゃんと消化吸収出来てなかったんじゃない？』とのことでした。
フードの量の調整が難しいです。

悪化させないように、上手にコントロールして、病気と付き合っていきたいと思います。