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「ストーカー - 「普通の人」がなぜ豹変するのか」を、読みました。

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ストーカー被害者、加害者の支援活動をしている小早川明子さんの著作「ストーカー - 「普通の人」がなぜ豹変するのか」を、読みました。

ここ数年、ストーカーによる痛ましい事件が、たびたび起こっています。
事件の報道を見るたびに、怖いなぁと思っているのですが、その時に加害者の気持ちなんて考えたこともありませんでした。
多分、特殊な思考の自分には関係ない人物だと思っていたからだと思います。

でも、この本を読んで、その認識が間違っていることを知りました。
誰でも、ストーカー被害者にも、加害者にもなり得るのではないか?と気づかされて、怖い気持ちになりました。

最近は、SNSの普及によって、会ったことも、もちろん見たこともない人から、ストーキングされることがあるようです。

小早川さんは、危険な犯罪行為に至る前の前兆に気づき、そこで食い止めることが大事だと書いています。
危険だ、怖いと感じることがあったら、すぐに警察に行きましょう。

ストーカー加害者の人も、カウンセリングをすると、自分が悪い事をしている自覚がある人もいるようです。
被害者のところに行ってはいけないと分かっていても、どうしても止められないんだそうです。

この辺は、依存症の症状と似ている気がします。

ですから、ストーカー対策は、犯罪を防ぐことや被害者を守ることが一番大事ですが、加害者の心のケアも大切なのだそうです。
ストーカー加害者を無害化するためのプログラムを実施しているそうです。

確かに、依存症のような症状だと、家族や周りの人の協力だけでは治すのが難しくて、病院に入院しないと無理ですもんね。
しっかりと心のケアをしないと、またストーカー行為を繰り返すことになってしまうかも知れません。
それは、被害者にも、加害者にも不幸なことです。

こうした取り組みがされていること、私も含めて、知らない方が多いと思います。
もっと広く知ってもらって、少しでもストーカー絡みの痛ましい事件がなくなることを望みます。




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